
3年前にコーディネートさせていただいたM様から、ダイニングテーブルとチェアのご相談を頂きました。
今回は、小さなダイニングセットを買い足されることになりました。
採用されたマルニ木工は、広島の家具メーカー。
今日はこのマルニ木工についての紹介と、ショールームではどこをポイントにアイテムを選んだのか、ご紹介したいと思います。
メーカー問わず、家具コーディネートのヒントにもなると思いますので、ぜひご一読ください♪
マルニ木工の歴史
マルニ木工は、前身である「昭和曲木工場」として1928年に創設されました。
つまり、100年近い歴史を持つメーカーさんです。
当時は手工芸だった家具づくりを工業化することに成功し、技術のマルニとして名をはせました。
1968年にはクラシカルな洋家具が大ヒット。
今も、マルニさんにはトラディショナルな洋家具のシリーズがあります。。

(マルニ木工 ブリティッシュシリーズより)
こういうの、今なかなか見つけるのが難しいんですよね。
そして現在マルニ木工は、ジャスパーモリソンや深澤直人など、世界的なデザイナーを起用して、
日本の高い木工技術を駆使した、美しい家具を生み出し続けています。
2023年広島サミット
2023年の広島サミットでは、ランチミーティング会場でマルニ木工製のダイニングセットが使われました。
「HIROSHIMA」チェアに各国の首脳が座っている写真がメディアで発信されましたから、覚えている人もいらっしゃるかも。
そして!
これは完全に偶然なのですが、先日広島にいった際、宿泊したホテル「グランドプリンスホテル広島」が、そのサミットの会場だったのですよ!
ホテル内には、サミット時のランチ会場がそのまま残されていました!

ここにバイデンさんや、イタリア、ドイツ、フランスの大統領、首相、EU機関の方がグルっと・・・。
そしてウクライナのゼレンスキーさんも来られたんですよね。
すごい事です(語彙力なさすぎですね(;^ω^))。
マルニ大阪直営ショップ/ショールーム
さてMさんとの打ち合わせの話に戻ります。
マルニ木工の大阪ショールームは、大阪の家具ショールーム集積ビル、谷町四丁目のアメリカーナビルから移転ホヤホヤ。
御堂筋沿いに新しく建設された「アーバンネット御堂筋ビル」にあります。
ここはショールームとは書きましたが、「直営ショップ」ですので、一般の方が行って購入することもできます。

今回選定のアイテム
【SHOTOテーブル】

Mさんが検討されていたSHOTOテーブルは、北欧の女性デザイナー、セシリエ・マンツによるもの。
諸島という名にふさわしく、並んだ姿の調和が特徴。
すこしだけ持ち上がった天板の縁の美しさ。
クレイのようなマットな粉体塗装の脚部が、ミニマルで端正です。
【HIROSHIMAアームチェア】
これにHIROSHIMAのアームチェアを合わせます!
深澤直人がデザインしたこのチェアは、なんと、Apple社の、カリフォルニアにある本社に採用されています!

(Apple.inc公式サイトより)
Apple社から大量発注の打診が来た時には、マルニの山中社長もビックリだったとか。。
家具選びのアレコレ
木製家具は、同じデザインでも、いくつかの樹種バリエーションが用意されていることが多く、
どの樹で作るかを選ぶことができます。
SHOTOテーブルは、メープル、アッシュ、オーク、ウォールナットの4種から選べますし、
HIROSHIMAチェアも、ビーチ、アッシュ、オーク、ウォールナットの4種から選べます。
さらに、塗装色のバリエーションがあります。
同じデザインの家具でも、色によってイメージが変わりますし、
どの樹で作るかが違えば、木目の雰囲気が違ったりするわけです。
更に(座面が生地張りの場合)どんな生地を張るのかによっても、印象は大きく変わります。
ソファなんかだと、生地が違えば、全く別の家具のように見えちゃいますし、
部屋に置いた時に印象が全然違うんです。
今回のヒロシマチェアは、座面に薄く生地が張られる感じなので、生地の面積は小さいです。
でも、インテリアコーディネートの重要なポイントとなってきます。
こう書くと、一つの家具でも、樹種、塗装色、張地によって、組み合わせは無限。
出来上がってくる家具も、無限なパターンがあるわけですよ!
基本となるデザインを選び、それを自分好みにカスタマイズする。
これが、家具選びの醍醐味なんです。
木製家具なら、ものによっては脚の長さを切って低くしたり、高く作ってもらう、なんてこともできます。
で、今回は?
Mさん宅のフローリングの色はグレーがかったアッシュ系。
ご購入済みののソファは、ウォールナットの木フレームに黒レザー。
これらと、今回のマルニ木工家具を調和させるには、樹種、塗装の色、椅子の座面の生地の色を、
どうチョイスをすべきか。
めっちゃ悩みました!
SHOTOも、HIROSHIMAも、カタログ掲載の代表色になっている、明るい色のイメージが強い。
やっぱりかわいいよね。
よし、テーブルは明るいアッシュだ!そしてHIROSHIMAはビーチだ!(←価格も一番低く抑えられてる)

と一度決まったのですが…
わたし「ちょっと待った~!」(ねるとん風←古すぎる!)
「やっぱり!これでは、ウォルナットのソファとのコントラストが強すぎると思うんです!」
と、話を引き戻しちゃいました。
お客様もとまどう(笑)
でも、そうかじゃあ見直してみよう、ということで、
ショールームスタッフさん、私の3人、協議やり直しの結果
テーブル天板は少し色のついたオークに。
少し男性的な感じで、ウォールナットの雰囲気に寄り添う。
チェアの張地にはチャコールグレーを選んで、床やソファと色をつなげることにしました!

その後、正式にご発注もいただき、メーカーさんは製作スタート。
ご納品は9月です!
めっちゃ楽しみです♪♪
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