
| 性別 | 男性 |
| 年代 | 40代 |
| 間取り | |
| 施工種別 | インテリアコーディネート |
| 施工物件 | 戸建て |
| 施工箇所 | 社長室、リビングダイニング |
目次
依頼前に悩まれていたこと
今回のご依頼は以下の内容のリノベーションでした。
- 社屋内の住居部分(和室)を社長室にリノベーション
- 住居部分(応接室)をリビングにリノベーション
社長室のリノベーション工事は、当初は他の建設会社様に打診され、見積もりを取られていました。
インテリアについても同じ会社に依頼されていましたが、インテリアの提案内容はあまり気に入らず、弊社を見つけてお問い合わせを頂きました。
当社にご依頼頂いた理由
初回のヒアリングの際には家具のご相談でしたが、話から広がって、内装のイメージもこんな感じにされるといいですよ、などと軽い気持ちでお話しました。
それがお好みに合ったようで、リノベーション工事の方も提案してほしいと言っていただきました。
結果、元の建設会社さんではなく、弊社で、リノベーションとインテリアをトータルで請けさせて頂くことになりました。
お客様のご要望
当初は応接室を社長室に変更するリノベーションの予定でしたが、応接室は家族用のリビングに変更し、隣の和室を社長室にしたいというお話になり工事範囲が広がりました。
また、ヒアリングを進めていく中で、以下のように、さまざまな要望をいただきました。
- 社長室には特殊な機械も設置するため、床の補強が必要。
- 社長室と住居部分がすぐ隣り合う部屋になるため、防音壁にして欲しい。
- 玄関からの入室経路を分ける。
- スマートロックでの施錠。
インテリアに関しては、「(海外ドラマの)『SUITS』のオフィスのような、カッコいい社長室にしてほしい」という要望でした。
リビングは、応接室に置いていた家具をできるだけ使いたいとのご要望でした。
リノベーションとコーディネートのポイント
今回は社長室とリビングでそれぞれ以下のような点をポイントにしてリノベーションとコーディネートしました
社長室のリノベーションとコーディネート
スタイリッシュな社長室にしてほしいと言われた和室は、取り壊すのがもったいないほどしっかりした造りで、和室の造作も本格的。
思い切って、この和室を活かしたデザインの社長室にしませんかとご提案しました。
初めは、なかなかイメージができないとおっしゃっていた社長さんでしたが、奥様の後押しもあり、スタイリッシュな和の社長室を作らせていただきました。
畳はフロアタイルに変更しましたが、床の間には銅板アートを飾り、仏間はディスプレイスペースに。
書院も残しました。
傷んでいた障子は洗いをかけ、紙を張り替えてきれいにしました。
壁紙を貼り分けて、和のしつらいに洋のエッセンスを織り交ぜ、家具はコントラクトを得意とし、端正な造りの「ADコア」を採用しました。
バブルシャンデリアも、この空間のバランスをとっています。
リビングのリノベーションとコーディネート
元の応接室についていたバーカウンターとキッチンを撤去。
内装はガラリと替えて、ナチュラルな木目を多く使いました。
折上げ天井は残して、明るいリビングに。
近くに住むご家族のお子さんも集まることが多いため、床にタイルカーペットをデザイン貼りして安心して遊べるようにし、おもちゃが片付く大きな収納を設置。
家具については、使えるものは生かしたうえで、イメージを一新することができました。
どちらも、経営者ご家族の歴史が詰まったお部屋。物の移動や処分などもかなりお手伝いさせていただきました。
特にお仏壇の移動は丁寧にさせて頂きました。
施工写真
社長室 コーディネート後




リビング コーディネート後


まとめ
大阪には、ご家族経営のものづくり企業がたくさんあります。
創業されたお父様やご祖父さまの代からの立派な社屋、ご自宅が、代替わりして今のスタイルにあわなくなるという事があります。
今回は、古き良き時代の立派な和室や、高級なラウンジソファを残して、今の感覚に合う空間へと変身コーディネートさせていただきました。
たくさんの不用品も一気に整理することができました。
古いおうちを素敵に変身させることで、とても気持ちが明るく、仲良しのご家族がますます笑顔に、結びつきも強くなられるかと思います。
古くても残す価値のあるおうちはたくさんあります。同じようなことでお悩みの方は、ご連絡ください。
ご一緒に色々考えながら、カッコいいお住まいに変身させましょう!
きっと楽しく充実した毎日になります。



